広報文化トピックス

平成29年7月16日
平成29年度文化事業 寿司講習会
 
 首都ルアンダでは寿司を提供するレストランが増加し,外国人のみならずアンゴラ人の間でも寿司は人気を博しています。当地では揚げた寿司や,甘いソースのかかった所謂「フュージョン」の寿司が主流ではありますが,さらに高いレベルを目指すべく日本の伝統的な寿司作りを学びたいというニーズに応え,清水公邸料理人のご協力を得て,7月13日にタラトナ調理学校(Escola de Hotelaria e Restauração em Talatona)にて寿司講習会を開催しました。
 
 午前中は調理学校の生徒を2つのグループに分け,酢飯の作り方,握り寿司や巻き寿司の作り方等寿司作りの基礎について説明しました。生徒たちが自宅でも練習出来るよう,ほぼ全ての材料をアンゴラで調達しました。生徒たちは初めて見る寿司の作り方に大いに興味を抱き,熱心にメモを取っていました。
 午後はルアンダ市内のレストランの寿司職人を対象に,包丁の飾り切りやてんぷらのデモンストレーションなど,より高度な技術を披露しました。今回の講習会をきっかけに,当地における日本食のさらなる普及につながることを願っています。