経済協力

令和3年8月18日

「ナミベ湾包括開発プロジェクト」ファースト・ストーン・セレモニー(定礎式)の実施

 
 
   7月13日(火)、「ナミベ湾包括開発プロジェクト」におけるファースト・ストーン・セレモニー(定礎式)が開催され、リカルド・アブレウ運輸大臣、アルシェール・マンゲイラ/ナミベ州知事、リチャード・ビエル豊田通商(株)アフリカ本部CEOと共に、丸橋駐アンゴラ日本国大使が出席しました。

      

 本プロジェクトで、アンゴラ運輸省は(1)ナミベ港の拡張工事及び(2)サコマール港の改修工事を実施し、工事役務や関連設備一式を豊田通商株式会社及び東亜建設工業株式会社から調達します。また、その主な資金は、国際協力銀行(JBIC)及び民間金融機関の協調融資によるものです。
 式典では、ナミベ州政府庁舎講堂にて各位からスピーチが行われた後、ナミベ港にてアブレウ運輸大臣によりプロジェクトの象徴として工事最初のセメントブロック(ファースト・ストーン)が記念碑の前に設置されました。なお、本式典はアンゴラ政府のイニシアティブで実施され、実際の工事は近く開始の予定です。
 
                                    
 本プロジェクトは、アンゴラの南部地域の経済活性化、産業多角化、雇用創出に寄与するとともに、内陸国の輸出入を担う窓口港になるポテンシャルを向上させることにもつながります。