二国間関係(政治・経済)
日・アンゴラ二国間関係
1. 政治関係
(1)外交関係年表
ドス・サントス大統領公式実務訪問
1976年 2月20日 アンゴラ人民共和国を承認
1976年 9月 9日 外交関係を樹立
1993年12月20日 在インド・アンゴラ大使信任状捧呈(初代大使)
2000年11月24日 在京アンゴラ大使館開設
2005年 1月 1日 在アンゴラ日本国大使館(実館)開設
(2)要人往来(2001年~)
a)往
年月 |
要人名 |
2002年 8月 |
川口順子外務大臣 |
2002年 9月 |
矢野哲朗参議院議員 |
2003年 3月 |
矢野哲朗外務副大臣 |
2004年 5月 |
矢野哲朗参議院議員 |
2005年11月 |
日・AU友好議連 |
2007年11月 |
黒柳徹子UNICEF親善大使 |
2008年 1月 |
矢野哲朗参議院議員 |
2010年 8月 |
藤村修外務副大臣(南部アフリカ貿易・投資促進官民合同ミッション) |
2011年 1月 |
森田総務大臣政務官 |
2012年 1月 |
加藤外務大臣政務官 |
2012年12月 |
森田総務大臣政務官 |
2013年 4月 |
橘総務大臣政務官 |
b)来
年月 |
要人名 |
2001年 1月 |
ドス・サントス大統領夫妻(公式実務訪問)、ミランダ外務大臣 |
2002年10月 |
オッシ商業大臣(「SADC」展) |
2003年 8月 |
モライス大蔵大臣 |
2003年 9月 |
アギナルド・ジャイメ経済担当副首相(TICADIII) |
2004年11月 |
ロウレンソ計画大臣(TICADアジア・アフリカ貿易投資会議) |
2005年 1月 |
ヴァン・ドゥーネン内務大臣 |
2005年 8月 |
ミランダ外務大臣 |
2005年 9月 |
ディアス・ドス・サントス首相(博覧会賓客) |
2007年 5月 |
ブランダォン運輸大臣 |
2007年 6月 |
ダヴィッド産業大臣 |
2007年10月 |
ンガンダジーナ科学技術大臣(STSフォーラム) |
2008年 5月 |
ディアス・ドス・サントス首相(TICADIV) |
2009年10月 |
テイシェイラ科学技術大臣(STSフォーラム) |
2010年 6月 |
テッタ科学技術長官(世界大学総長会議) |
2010年10月 |
ジャルディン環境大臣(COP10) |
2010年11月 |
マセッカ保健副大臣(WHO「都市化と健康を考える」グローバルフォーラム) |
2011年 2月 |
シコティ外務大臣(外務省賓客) |
2012年12月 |
ブラガンサ外務協力担当副大臣(原子力安全に関する福島閣僚会議) |
2013年 6月 |
シコティ外務大臣,ブラガンサ外務協力担当副大臣(TICADV) |
2013年 9月 |
ケイロス地質鉱山大臣(アンゴラ・ビジネスセミナー) |
(3)二国間条約・取極
なし。
(4)外交使節
○アンゴラ共和国駐箚日本国大使
名井良三特命全権大使(2011年10月22日着任、10月24日信任状捧呈)
○本邦駐箚アンゴラ共和国大使
ジョアン・ミゲル・ヴァイケニ大使(2011年10月着任、12月15日信任状捧呈)
2.経済関係
(「経済関係基礎データ」はこちら→)
(「投資環境」はこちら→)
(1)日本の対アンゴラ貿易
(イ)貿易額(2013年:財務省貿易統計)
輸出 約280.50億円
輸入 約376.15億円
(ロ)主要品目(2012年:ジェトロ)
輸出 輸送用機器・同部品類(37.0%)、繊維機械等(17.0%)、建設・鉱山用機械(15.2%)、鉄鋼製品(5.4%)、家電製品(5.3%)
輸入 原油(87.2%)、石油ガス等(12.5%)、ダイヤモンド(0.2%)
(2)経済概況
1975年独立以来の長期にわたる内戦により経済は極度に疲弊しましたが、石油、ダイヤモンド等の鉱物資源に恵まれている他、農業、漁業等の潜在能力も高いと言われています。特に石油については、サブサハラアフリカにおいてナイジェリアと並ぶトップ産油国であり、当面は石油に依存した経済発展が続くと見られています(2007年1月に石油輸出国機構(OPEC)に加盟)。一方、アンゴラ政府は石油依存型経済からの脱却を図るため、「国家開発計画(2013-2017年)」の下で農林水産業や製造業等の非石油部門の振興も進めています。