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平成19年度実施案件
内戦の結果荒廃した灌漑用水路復旧工事に対して支援を行いました。具体的には全長7km、深さ1.5-2mの灌漑用水路を設置しました。供与された資金は灌漑工事の資材と建設技術者費用のほか、完成後の用水路を管理する住民の管理委員会に対して行ったセミナー実施にも利用されました。プロジェクト終了後も、住民によるメンテナンスが非常によく行き届き、水の量を自分たちで調節できることで、持続的な農業が用水路周辺で可能となりました。
被供与団体:Acção Africana de Desenvolvimento Rural (AFDER) ザイレ州ゼトー市ルエ村での小学校建設に対して支援を行いました。子どもたちは、わらを組んだ小屋を小学校として利用していた場所で学んでいました、学習環境としてふさわしくない上、就学希望する子どもたち全てを受け入れることはできませんでした。本案件は5ヶ月の工期で実施し、供与された資金により(イ)1階建て3教室(各教室54平方メートル)及び教員室(12平方メートル)、(ロ)男女別各2トイレ、(ハ)教員住居2室(各部屋43.52平方メートル)をそれぞれ新規に建設するとともに、(ニ)各教室に必要な学校備品(机椅子・黒板)を整備しました。
アンゴラ内戦の帰還民が最も多いとされる地域のひとつであるウイジ州の州都ウイジ市周辺の2村(ウッサンギ村、アモール・ド・ポンボ村)において、内戦の結果、未亡人となってしまった女性の経済自立促進を目的に、農業生産活動にかかる訓練、共同穀物・種子倉庫の整備を支援しました。供与された資金で、訓練用の野菜の趣旨、農機具、種を保管するコンテナを購入したほか、農業を共同で行うことで、確実に翌年の種まきにつなげようと、未亡人によるミニ農協の仕組みが作られました。プロジェクト終了後の現在も、プロジェクト中に再生産した種子、農業技術を元に、引き続き農業生産を行っています。
被供与団体:Organização Humanitária International (OHI)
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