日・アンゴラ二国間関係

■政治関係
政治関係基礎データ
アンゴラ共和国月報
 
閣僚名簿の更新(2014年4月22日)
 
大統領主催による外交団との新年祝賀会
 
2012年アンゴラ総選挙
 
■経済関係
経済関係基礎データ
アンゴラ経済月報
 
■トピックス
 2014年
IMF世界経済見通し2014
 
 2013年
IMF世界経済見通し2013
 
 2012年
世銀ビジネス環境報告書:アンゴラ
IMF世界経済見通し2012
アンゴラ政府系ファンド設立
アンゴラの新鉱業法概要
石油セクター為替法概要
アンゴラの民間投資法概要
アンゴラの輸出・輸入支払規則
アンゴラのびっくり経済データ2012
 
 2011年以前
アンゴラのダイヤモンド鉱山
アンゴラの石油開発
アンゴラの鉱物資源開発
アンゴラの投資環境
アンゴラの税制
アンゴラにおける外国企業設立
 

 

日・アンゴラ二国間関係

 

 日本とアンゴラは、1976年に外交関係を樹立していますが、その後長引いた内戦の影響もあり、政治・経済・文化的な関係を緊密化するのに時間を要し、まさに現在もその関係は発展途上にあると言えます。ただアンゴラの内戦終結後、政治的にも安定してきたアンゴラは、世界でも屈指の急成長を遂げており、特に経済分野を中心とした日本との繋がりも日々強まりを見せつつあります。

 

1. 政治関係

 

(1)外交関係年表

ドス・サントス大統領公式実務訪問

(2001年)

 

1976年 2月20日 アンゴラ人民共和国を承認

1976年 9月 9日 外交関係を樹立

1993年12月20日 在インド・アンゴラ大使信任状捧呈(初代大使)

2000年11月24日 在京アンゴラ大使館開設

2005年 1月 1日 在アンゴラ日本国大使館(実館)開設

 

(2)要人往来(2001年~)

 

a)往

年月

要人名

2002年 8月

川口順子外務大臣

2002年 9月

矢野哲朗参議院議員

2003年 3月

矢野哲朗外務副大臣

2004年 5月

矢野哲朗参議院議員

2005年11月

日・AU友好議連

2007年11月

黒柳徹子UNICEF親善大使

2008年 1月

矢野哲朗参議院議員

2010年 8月

藤村修外務副大臣(南部アフリカ貿易・投資促進官民合同ミッション)

2011年 1月

森田総務大臣政務官

2012年 1月

加藤外務大臣政務官

2012年12月

森田総務大臣政務官

2013年 4月

橘総務大臣政務官

 

 

b)来

年月

要人名

2001年 1月

ドス・サントス大統領夫妻(公式実務訪問)、ミランダ外務大臣

2002年10月

オッシ商業大臣(「SADC」展)

2003年 8月

モライス大蔵大臣

2003年 9月

アギナルド・ジャイメ経済担当副首相(TICADⅢ)

2004年11月

ロウレンソ計画大臣(TICADアジア・アフリカ貿易投資会議)

2005年 1月

ヴァン・ドゥーネン内務大臣

2005年 8月

ミランダ外務大臣

2005年 9月

ディアス・ドス・サントス首相(博覧会賓客)

2007年 5月

ブランダォン運輸大臣

2007年 6月

ダヴィッド産業大臣

2007年10月

ンガンダジーナ科学技術大臣(STSフォーラム)

2008年 5月

ディアス・ドス・サントス首相(TICADⅣ)

2009年10月

テイシェイラ科学技術大臣(STSフォーラム)

2010年 6月

テッタ科学技術長官(世界大学総長会議)

2010年10月

ジャルディン環境大臣(COP10)

2010年11月

マセッカ保健副大臣(WHO「都市化と健康を考える」グローバルフォーラム)

2011年 2月

シコティ外務大臣(外務省賓客)

2012年12月

ブラガンサ外務協力担当副大臣(原子力安全に関する福島閣僚会議)

2013年 6月

シコティ外務大臣,ブラガンサ外務協力担当副大臣(TICADⅤ)

2013年 9月

ケイロス地質鉱山大臣(アンゴラ・ビジネスセミナー)

 

 

(3)二国間条約・取極

 

 なし。

 

(4)外交使節

 

○アンゴラ共和国駐箚日本国大使

 名井良三特命全権大使(2011年10月22日着任、10月24日信任状捧呈)

○本邦駐箚アンゴラ共和国大使

 ジョアン・ミゲル・ヴァイケニ大使(2011年10月着任、12月15日信任状捧呈)

 

2.経済関係   (「経済関係基礎データ」はこちら→)

           (「投資環境」はこちら→)

 

(1)日本の対アンゴラ貿易

 

(イ)貿易額(2013年:財務省貿易統計)

 輸出 約280.50億円

 輸入 約376.15億円

(ロ)主要品目(2012年:ジェトロ)

 輸出 輸送用機器・同部品類(37.0%)、繊維機械等(17.0%)、建設・鉱山用機械(15.2%)、鉄鋼製品(5.4%)、家電製品(5.3%)

 輸入 原油(87.2%)、石油ガス等(12.5%)、ダイヤモンド(0.2%)

 

(2)経済概況

 

 1975年独立以来の長期にわたる内戦により経済は極度に疲弊しましたが、石油、ダイヤモンド等の鉱物資源に恵まれている他、農業、漁業等の潜在能力も高いと言われています。特に石油については、サブサハラアフリカにおいてナイジェリアと並ぶトップ産油国であり、当面は石油に依存した経済発展が続くと見られています(2007年1月に石油輸出国機構(OPEC)に加盟)。一方、アンゴラ政府は石油依存型経済からの脱却を図るため、「国家開発計画(2013-2017年)」の下で農林水産業や製造業等の非石油部門の振興も進めています。