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アンゴラ政治関係基礎データ
1.政治体制
(1)政体: 共和制(1992年~) (2)元首:ジョゼ・エドゥアルド・ドス・サントス大統領 (José Eduardo dos Santos) (1979年9月20日就任、2012年9月26日再任) (3)議会: 1院制(議席数220、任期5年)
(4)政府 副大統領: マヌエル・ドミンゴス・ヴィセンテ(Manuel Domingos Vicente)
(閣僚名簿についてはこちらをご覧ください)
2.内政
(1) アンゴラは1975年11月にポルトガルから独立しました。それ以降、社会主義国家建設を目指したMPLA政権と、反政府勢力UNITAとの内戦が継続しました。
(2)1990年代に入り、ポルトガル仲介の下、和平交渉が開始され1991年5月に包括和平協定が調印されました。これに基づき1992年9月、国連監視の下、複数政党制による大統領選挙及び議会選挙が実施されましたが、敗れたサビンビUNITA党首が選挙の不正を訴え、政府軍とUNITA軍による内戦が再発しました。
(3)その後も90年代を通じ、国連、米、ソ(ロシア)等の仲介による和平交渉、停戦、そして内戦の再発を繰り返す状況が続きました。
(4) 2002年2月、サビンビの死をきっかけにUNITAは大きく弱体化、これにより和平機運が高まり、同年4月に政府軍とUNITA軍との間で停戦合意への署名が行われ、27年に亘る内戦が事実上終結しました。
(5) 現在は反政府勢力の武装解除も進み、国民和解、国家再建のプロセスが進展しています。2008年9月には内戦終了後初、アンゴラ史上2度目となる国会議員選挙が行われ、与党MPLA政権が81.3%の得票で圧勝しました。
(6) 2010年2月、新憲法が採択され、「議院大統領制」が採用されました。大統領と国会議員の選出を同一の選挙で実施するものです。同憲法の成立により、首相の役職が廃止され、副大統領職が新設されました。また、大統領の任期は5年、2期までと規定されました。
(7) 2012年8月31日、新憲法に基づき、大統領選挙としては20年ぶり史上2度目、国会議員選挙としては4年ぶり史上3度目となる総選挙が実施されました。与党MPLAが70%以上の得票率で圧勝し、ドス・サントス大統領が再任されました。
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