日・アンゴラ二国間関係

■政治関係
政治関係基礎データ
アンゴラ共和国月報
 
閣僚名簿の更新(2014年4月22日)
 
大統領主催による外交団との新年祝賀会
 
2012年アンゴラ総選挙
 
■経済関係
経済関係基礎データ
アンゴラ経済月報
 
■トピックス
 2014年
IMF世界経済見通し2014
 
 2013年
IMF世界経済見通し2013
 
 2012年
世銀ビジネス環境報告書:アンゴラ
IMF世界経済見通し2012
アンゴラ政府系ファンド設立
アンゴラの新鉱業法概要
石油セクター為替法概要
アンゴラの民間投資法概要
アンゴラの輸出・輸入支払規則
アンゴラのびっくり経済データ2012
 
 2011年以前
アンゴラのダイヤモンド鉱山
アンゴラの石油開発
アンゴラの鉱物資源開発
アンゴラの投資環境
アンゴラの税制
アンゴラにおける外国企業設立
 

 

アンゴラ政治関係基礎データ

 

1.政治体制

 

(1)政体: 共和制(1992年~)

(2)元首:ジョゼ・エドゥアルド・ドス・サントス大統領 (José Eduardo dos Santos)

       (1979年9月20日就任、2012年9月26日再任)

(3)議会: 1院制(議席数220、任期5年)

                      政党別議席数(2012年8月31日総選挙実施)
    政党名
    議席数
    MPLA(アンゴラ解放人民運動) 175
    UNITA(アンゴラ全面独立民族同盟) 32
    CASA-CE(アンゴラ救国連合選挙連立)
    PRS(社会革新党)
    FNLA(アンゴラ民族解放戦線)
     計 220議席

 

(4)政府

副大統領: マヌエル・ドミンゴス・ヴィセンテ(Manuel Domingos Vicente)
外相: ジョルジス・レベロ・ピント・シコティ(Georges Rebelo Pinto Chikoti)

 

(閣僚名簿についてはこちらをご覧ください)

 

2.内政

 

(1) アンゴラは1975年11月にポルトガルから独立しました。それ以降、社会主義国家建設を目指したMPLA政権と、反政府勢力UNITAとの内戦が継続しました。

 

(2)1990年代に入り、ポルトガル仲介の下、和平交渉が開始され1991年5月に包括和平協定が調印されました。これに基づき1992年9月、国連監視の下、複数政党制による大統領選挙及び議会選挙が実施されましたが、敗れたサビンビUNITA党首が選挙の不正を訴え、政府軍とUNITA軍による内戦が再発しました。

 

(3)その後も90年代を通じ、国連、米、ソ(ロシア)等の仲介による和平交渉、停戦、そして内戦の再発を繰り返す状況が続きました。

 

(4) 2002年2月、サビンビの死をきっかけにUNITAは大きく弱体化、これにより和平機運が高まり、同年4月に政府軍とUNITA軍との間で停戦合意への署名が行われ、27年に亘る内戦が事実上終結しました。

 

(5) 現在は反政府勢力の武装解除も進み、国民和解、国家再建のプロセスが進展しています。2008年9月には内戦終了後初、アンゴラ史上2度目となる国会議員選挙が行われ、与党MPLA政権が81.3%の得票で圧勝しました。

 

(6) 2010年2月、新憲法が採択され、「議院大統領制」が採用されました。大統領と国会議員の選出を同一の選挙で実施するものです。同憲法の成立により、首相の役職が廃止され、副大統領職が新設されました。また、大統領の任期は5年、2期までと規定されました。

 

(7) 2012年8月31日、新憲法に基づき、大統領選挙としては20年ぶり史上2度目、国会議員選挙としては4年ぶり史上3度目となる総選挙が実施されました。与党MPLAが70%以上の得票率で圧勝し、ドス・サントス大統領が再任されました。