草の根・人間の安全保障無償資金協力 -平成24年度案件贈与契約署名式-
平成25年3月26日、草の根・人間の安全保障無償資金協力による贈与契約の署名式が行われ、4月から2つの案件がスタートします。署名式の様子は国営テレビ(TPA)で放映されました。
平成24年度案件「ルアンダ州カクアコ市小学校建設計画」
実施団体:コミュニティー開発支援団体(OADEC)
供与額:106,123米ドル
本案件では、ルアンダ州カクアコ市キコロ町アウグスト・ンガングラ地区において、小学校3教室(事務室、校長室、トイレ)を建設し、さらに机やいすなどの備品を整備します。同小学校において約340人の児童が学ぶ予定となっており、人口増加が著しい都市部において、よりよい教育・職場環境の提供に貢献します。実施団体は、20代の若手メンバーも活動するキコロ町の地元NGO団体で、本案件終了後も活躍が期待できます。
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名井大使とドミンゴスOADEC代表 |
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建設予定地の様子 |
予定地付近の子どもたち。学校には通っておらず、近くの教会で仮授業を受けている。 |
平成24年度案件「ルアンダ州ベラス市保健教育センター建設計画」
実施団体:アンゴラキリスト教青年協会(ACJ)
供与額:107,540米ドル
ルアンダ州ベラス市カママ町ノーバ・エスペランサ地区において、保健教育センターを建設し、机やいす、身体測定器等の必要な備品を整備します。本保健教育センターでは、政府による母子保護政策の一環として無料の予防接種と母子のための診察、身体測定サービスが受けられるようになります。さらにカママ町住民約34,000人を対象に、かかりやすい病気の種類や原因、予防の保健教育・環境衛生教育プログラムを行い、より清潔で健康な生活環境の整備に貢献します。実施団体は、20年以上教育と保健分野で活動する経験を持つ、ルアンダ市内のアンゴラNGO団体です。
建設予定地付近の様子

名井大使とキアラACJ代表
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