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ザイレ州(9月8日)
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ベンゲラ州(9月8日)
ウイジ州その2(9月8日)
ウイジ州その1(8月6日)
   

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テーマ:地方の伝統的な家屋(ほんの数例)

2010年8月24日

 

アンゴラも都市部は世界各国と異ならず、鉄筋コンクリート、レンガ造りの家屋が一般的です。しかし、一度、地方を旅すれば、その道すがら何百年も前から変わらずに住み続けてきた伝統的な家屋を眼にすることができます。
これまで訪れたクワンザ・スル、クワンザ・ノルテ、ベンゲラ、ウワンボ、マランジ、ウイラなどの各州の村々では、大体同じ形式の家屋でした。ただ、その土地の土の色、気候などにより、その色、通風性に変化が見られます。ここでは、ほんの数例をご紹介します。

 

 


マランジ州の村です。家屋の壁は日干し煉瓦で作られているので、

その土地の土の色が赤ければ、集落の家の壁も赤くなります。



ここは標高1千メートルを超えるため季節により冷え込むことから、

壁と屋根はしかっかり密封された構造になっています。

 


クワンザ・スルの乾燥した一帯に見られる典型的な家屋です。

白っぽい壁です。大型の家屋も多く見られました。

 


家屋には窓が少ないので内部は結構暗いと推測されます。勿論、電気は
まだ来ていません。


クワンザ・スルの州都スンベに近づくと、伝統的な村落の中にトタン屋根の家がかなり目立ちます。

少し経つと錆が出て伝統的な草葺屋根と比べると、醜いと言わざるを得ません。

伝統的な家屋は自然の材料で作り、自然の中に溶け込んで見えます。

 


クワンザ・ノルテ州の村落の一風景です。数十戸が一つの共同体を形成しているようです。

共同体には、「ソバ」とよばれる長老(村人が選出)がおり、村の活動を指導しています。

 


軒先は棒で支える構造です。軒先(茅屋根)がかなり壁から延びています。

 

    
大西洋岸沿いの集落の風景です。 壁がその土地の土の色なので、家屋が大地と一体となっているような印象を受けます。

 


ナミベ州の家屋です。大変乾燥した気候の中、土地の色と一体化した家屋が点々としています。

多くの家屋が集まった集落は目にしませんでした。

 


これは家屋ではなく、共同の休息所のような役割をもつ建物でしょう。
とにかく日差しが強く乾燥しているので、このような家屋があるととても快適です。

 


ウイラ州のCacula とQuilenguesの間にある集落です。家が比較的小さく、壁も日干し煉瓦ではなく、

潅木を寄せ集めて壁としています。集落の子供は、道路沿いでマボーケと呼ばれる果実などを売って

生計の足しにしているようです。

 


こちらもウイラ州のCaculaの近くの村落です。こちらも小さな家屋ですが、壁は日干し煉瓦で作られています。