
マランジ州の村です。家屋の壁は日干し煉瓦で作られているので、
その土地の土の色が赤ければ、集落の家の壁も赤くなります。

ここは標高1千メートルを超えるため季節により冷え込むことから、
壁と屋根はしかっかり密封された構造になっています。

クワンザ・スルの乾燥した一帯に見られる典型的な家屋です。
白っぽい壁です。大型の家屋も多く見られました。

家屋には窓が少ないので内部は結構暗いと推測されます。勿論、電気は
まだ来ていません。

クワンザ・スルの州都スンベに近づくと、伝統的な村落の中にトタン屋根の家がかなり目立ちます。
少し経つと錆が出て伝統的な草葺屋根と比べると、醜いと言わざるを得ません。
伝統的な家屋は自然の材料で作り、自然の中に溶け込んで見えます。

クワンザ・ノルテ州の村落の一風景です。数十戸が一つの共同体を形成しているようです。
共同体には、「ソバ」とよばれる長老(村人が選出)がおり、村の活動を指導しています。

軒先は棒で支える構造です。軒先(茅屋根)がかなり壁から延びています。

大西洋岸沿いの集落の風景です。 壁がその土地の土の色なので、家屋が大地と一体となっているような印象を受けます。

ナミベ州の家屋です。大変乾燥した気候の中、土地の色と一体化した家屋が点々としています。
多くの家屋が集まった集落は目にしませんでした。

これは家屋ではなく、共同の休息所のような役割をもつ建物でしょう。
とにかく日差しが強く乾燥しているので、このような家屋があるととても快適です。

ウイラ州のCacula とQuilenguesの間にある集落です。家が比較的小さく、壁も日干し煉瓦ではなく、
潅木を寄せ集めて壁としています。集落の子供は、道路沿いでマボーケと呼ばれる果実などを売って
生計の足しにしているようです。

こちらもウイラ州のCaculaの近くの村落です。こちらも小さな家屋ですが、壁は日干し煉瓦で作られています。