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テーマ:アンゴラの食材(果物を中心に)
2011年4月15日
アンゴラでよく目にする果物は、バナナ、パイナップル、スイカ、ブドウ、パパイヤ、マンゴ-、アボガド、林檎などです。しかし、りんご、ブドウなど多くのものは海外から輸入したものです。
ここでは、アンゴラ産のちょっと珍しい果物をご紹介します。
“フルータピーニャ”と呼ばれ、木に生る果物です。こぶし大の大きさで、大仏さまの頭のように外見はボコボコしていますが、熟するとすぐに割れて、中の果肉はとっても美味しいです。種の周りに、とろりとしたわずかな酸味を伴った甘い果肉があり、いくら食べても飽きません。例えれば、洋ナシがかなり熟したような感じもしますが、それよりも断然美味しい!知り合いの方が、果樹園で収穫したものです。
“サフー”と呼ばれ、木に生る果物(?)というべきでしょうか。生では食べられず、蒸して食します。実の中に大きな種があります。食感、味は、若干すっぱく、甘くない柔らかなイモを食べているようです。アンゴラのウイジ地方の特産といわれています。実る時期も限られており、アンゴラでも珍しい食材といえましょう。
“マボーケ”と呼ばれる果物です。果肉はうっすらとした甘酸っぱい味です。中に種があるのですが、果肉と種は口の中で剥がそうとしても剥がれません。また、殻は、一見みかんの皮のように見えますが、実はとっても堅い殻です。金槌で叩かないと割れません。アンゴラの南部ウイラ州からウワンボ州などの路肩で、現地の人が売っています。
“アボガド”です。昨年、枝を剪定したところ、今年は100個以上の実をつけました。
写真の実は、収穫して一週間くらい経つと食べごろになります。アボガド巻きにして、わさび醤油で食べると日本の味がします。
“マラクジャ”と呼ばれています。つる科の植物で、ピンポン球より大きめの実をつけます。酸味と甘味が調和して、とても美味しいです。マーケットでもよく売られている身近な果物です。日本などでは、パッションフルーツと呼ばれているものです。紫色をしたものもあり、そちらの方が味と香りがいいようです。少し置いておくと全体が萎びてきますが、その萎びたくらいの果実の方が美味しいです。
“マンゴー”の木です。一年に二回実をつけます。マンゴーは漆の木に似て、実をもぐとそこから白い樹脂が噴出します。この汁は一日たつと堅く透明に固まるので、漆と似た性質をもっているのでしょう。
“トルトゥーリョ”という大きなキノコです。アンゴラのウワンボ、ウイラ州を旅していると偶に道路脇で現地の人が売っている姿を見かけます。キノコの味といえばキノコの味ですが、独特の匂いなどはなく、あっさりした味です。
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